こんにちは、BROSENTの清水です。
BROSENTの職人本間君の『お客様から「BROSENTって何屋さんですか?」と聞かれる。ついては「オーダー屋で御座います!」ってブログを書いて欲しい』と言う依頼の元始まった企画『Remember past order 』。
長年靴屋をやっていますが、メンテナンスの先生級の知識と技術を持った靴屋って実はそうそうありません。
なので≪メンテナンス屋≫でも≪染替え屋≫でも間違ってはいないんですが、やはり『靴好きの靴屋と、靴好きのメンテナンス屋が考え出した靴を是非履いてもらいたい!我々はオーダー屋です!』と言う事を知って頂きたい!と言う訳で、毎回過去にお客様がオーダーした靴を私なりに解説していこうと思います。
お買い物の参考にして頂ければ幸いです。
では参りましょう!
清水『うちのオーダーは結構最初の頃からBROSENTらしさが出てたな』
本間『BROSENTらしさじゃなくて清水さんらしさでしょ!』
清水『ん?そうか?嫌いか、こんなの?』
本間『いや、嫌いじゃないですけど。。。』
清水『けども○○もないだろ。結局好きな物近いんだから』
本間『何か気持ち悪いですけど、そうなんですよね~。。。』
清水『以前書いてた連載コラム「Spectator's show」でも散々書いてきたけど、この同系色異素材コンビってすごく使いやすいんだよ』
本間『そうなんですよね。全部同じ素材&色よりむしろ使いやすいですよね』
清水『これはネイビーと黒だからちょっと一捻りしてるけど、黒カーフ&黒スエードだったら黒カーフだけの靴より印象が柔らかくなるから、タイドアップから一気にジャケットなんかにも使いやすくなるんだよ』
本間『重いですもんね、単素材は』
清水『そう言う事。そして履いてて大概の人には気付かれないのも肝。。。(T_T)』
本間『肝の後泣いてどうすんですか!?でも仮に気付かれた時には「オッシャレ~!!」ってなりますよね?』
清水『そう。この地味派手って言うのが良いんだよ!出しゃばらず、且つお洒落って言うのが良い』
本間『靴だけ浮いちゃってる人いますもんね。。。(T_T)』
清水『こういった靴と服のバランスとか、きちんと説明できないと、洋服屋さんに負けちゃうからな』
本間『は!勉強いたします!!』
清水『あと底周りだけどこのパターン多いな、うち』
本間『レザーソール&ゴムトップですよね?お勧めしてるせいもありますけど、やっぱり「革底が欲しいけど滑るのが嫌」って言う人やっぱり多いですから』
清水『そうだな』
本間『滑るのって大概ヒールですよね?特に化粧釘が滑る!更に特にC&。。。』
清水『ああああぁぁぁぁ!!その先は言うな!確かに滑るけどな、あそこのは。。。。革底でもヒール、と言うかトップリフトって言われるヒールの一番下だけゴムのパーツにすればかなり滑るのを防げる。雨用じゃなきゃこれで十分だ』
本間『見た目だけじゃなく、機能性もきちんと説明させて頂きます!どんなことでもご相談ください!』
清水『はい良く出来ました。。。』
本日ご紹介した靴は『作例1』⇒『Ex.11』でご覧いただけます。
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