こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。
日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
第33回目の今回はブラック/グレイン×ベージュ/カーフのフルブローグのご紹介です!
たまにはドクラシックなの行ってみましょう!
デザインは典型的なフルブローグ、ウィングチップです。
ブランドはイタリア・マルケにあるヴェガ社のオリジナルブランド、ディ・コレッティです。
当時『新しくグッドイヤー(正確にはリブ無しグッドイヤー。機械式のハンドソーンみたいな製法です)を新しく作ったから見てくれ』と言われた時に頼んでみた靴です。
コンビパターンは定番のブラック×ホワイトにしようかとも思ったのですが、敢えて一捻りしてみました。
ウィング、フェイシング、カウンターをブラックの敢えてのグレイン。
ヴァンプ、クウォーターを白ではなくベージュのカーフにしてみてました。
グレインと言うのがポイントです。
アーバンカントリースタイルとでも申しましょうか。。。
上から見るとこんな感じです。
ちょっとイギリスっぽいセミスクエアです。
そのせいかイタリア靴だと思われることは少ないですね。
見た目は非常に気に入っているのですが、踝が当たって痛いのであまり履いておりません。。。(T_T)
トゥの形状がBROSENTのスクエアラスト、BR-1に似ているので、これはパクれます!
グレインがたしかメーカーにあったので、それとアノネイのナチュラルで作れば似たような靴が作れそうです!!
如何でしたか?
カントリーっぽくではなく、都会っぽくグレインを使うのも大人のお洒落で良いのではないでしょうか?
日本中のスペクテーター、コンビ靴好きの皆さん、是非BROSENTで気軽にオーダーしてみて下さい!!
≪お客様の逸足≫
BROSENTのお客様がお作りになったカッコ良いスペクテーターのご紹介です!