こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。
日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
第32回目の今回はミディアムブラウン/カーフ×ホワイト/パテントのセンターエラスティックのご紹介です!
今回ご紹介する靴はなかなかのレア物です!
ブランドは英国王室ご用達のご存知トリッカーズ。
ライニングに記載されている品番はM6146となっているのですが、別のコレクション(1829コレクション=創業当時の靴をイメージしたスクエアトゥのドレスコレクション)にも同じ品番があったと言う、謎のアイテムです。
ラストは#6752というものを使用しているようなのですが、他のモデルでは見たことのないラストです。
ですからカントリーに属するのか、ドレスに属するのかも分かりません。
因みに履き心地は最悪です。。。(-_-;)
真っすぐだし、メチャメチャ足入れ悪いし。。。(-_-;)(-_-;)
でもカッコ良いので合格とします!(^_^)v
そんなもんです。。。
コンビパターンはウィング~クウォーター~カウンター&ベルトがカントリーでも定番となっているマロンアンティーク、ヴァンプは何と!のホワイトのパテントです。
昔のアメリカ靴で見たことがある組み合わせですが、やはり本家はイギリスなのでしょうか。。。
上から見るとこんな感じです。
デザインと言いフォルムと言い、色の組み合わせと言いとても現代の靴には見えません!
履き心地さえ良ければヘビロテ間違いなしだったのに。。。(T_T)
大き目のバックルは飾りです。
タンの下にエラスティックがあり、一応スリッポンに属します。
でも先程書いたように足入れがメチャメチャ悪いのでベルトを外さないと足入れが出来ません。
何とも手間のかかる奴です。
My靴博物館行きかな~。。。(;^_^A
如何でしたか?
恐らく全て茶色だとこれほど雰囲気のある靴にはならないと思います。
同じデザインでもコンビにすることで古く見えたり、ポップに見えたりします。
コンビのドレスシューズには抵抗があっても、カジュアルだったらむしろ使いやすいと思いますよ!
日本中のスペクテーター、コンビ靴好きの皆さん、是非BROSENTで気軽にオーダーしてみて下さい!!
≪お客様の逸足≫
BROSENTのお客様がお作りになったカッコ良いスペクテーターのご紹介です!