コラム『Spectator's show! Vol.30~Grey&Black(Epron Oxford)』

こんにちは、BROSENTの清水です。

皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?

1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。

当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。

その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。

 

日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。

題してSpectator's show!!

第30回目の今回はグレー/グレイン×ブラック/スエードのエプロンオックスフォードのご紹介です!

 

ブランドはスペインのCARMINA(カルミナ)です。

品番は80373、ラストはセミスクエアのRAIN(レイン)と言うものを使用しています。

エプロンとはユーチップの事で、外羽根、エプロンダービーが一般的です。

内羽根、オックスフォードは珍しいですが上の写真を見ていただけば分かるように結構昔からあるデザインです。

個人的にはウォーズマンと呼んでいます。

何となくウォーズマンっぽくないですか?(;^_^A

 

コンビパターンは珍しいグレーのグレインカーフをメインにフェイシングパーツのみブラックのスエードにしました。

フェイシング=レースステイの後ろに伸びたデザインが珍しく個人的にも気に入っています。

 

 

上から見るとこんな感じです。

 

 

ね!?ウォーズマンっぽいですよね!?

 

 

グレインは地の色より少し濃い色のクリームでお手入れすると凹凸がはっきり出てかっこ良くなります。(と海外の靴磨き職人さんが言ってました)

こちらは通常無色を使い、たまにネイビーのクリームを入れています。

トゥはネイビーのポリッシュを使って仕上げています。

クラシックではなくモダンな感じのスペクテーターだと思います。

 

 

如何でしたか?

グレイン×カーフも良い選択だと思います。

日本中のスペクテーター、コンビ靴好きの皆さん、是非BROSENTで気軽にオーダーしてみて下さい!!

 

 

 

≪お客様の逸足≫

BROSENTのお客様がお作りになったカッコ良いスペクテーターのご紹介です!

 

 

価格、仕様等の詳細は『作例3-Ex.96』をご参照ください。⇒『こちら』

 

 

 

 

 

BROSENTでは「染め替え」「修理」を郵送でご対応致します。

詳しくは『修理&染替えの郵送でのご依頼』をご覧ください。