こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。
日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
第29回目の今回はグレー/カーフ×アイスブルー/スエードのプレーンオックスフォードのご紹介です!
こちらはポルトガルのポルトに工場を構えるカルロス・サントスというメーカーの1足です。
日本ではそれほど知名度の高いメーカーではありませんが、ヨーロッパ、特に革靴文化が強いフランスでは高い評価を得ているメーカーです。
もちろん本国のポルトガルでのステイタスも高く、海外の展示会場にポルトガルのテレビ取材が来ていたほどです。
社長のカルロス・サントス氏はポルトガルのサー(貴族)の称号を持っているそうです。
この靴上から見るとシャープなシルエットをしている割にトゥに厚みがあると言うあまり見かけないフォルムをしています。
日本で言うとGuildさんの木型に近いでしょうか?
私このフォルム嫌いじゃないので、またまたコンビで発注してみました。
コンビパターンはグレーのカーフと明るいブルーのスエードです。
グレーは色出しが難しいため、やっている所がそれほど多くありませんが、私の好きな色の一つです。
淡い色合いのブルーのスエードとの相性も良いようです。
上から見るとこんな感じです。
全体的に淡い色合いの為、トゥは敢えてはっきりとした黒やネイビーのポリッシュで仕上げています。
服との色合わせは黒靴を一緒と思っていただいて大丈夫です!
この感じならBROSENTのGraceを使えば出来そうですね!
淡いブルーのスエードも入手可能なので問題なしです。
興味のある方はぜひお店にご相談ください!
如何でしたか?
目立つだけがスペクテーターではありません。
こんな淡い色目の上品な物も出来ちゃいます。
ぜひ挑戦してみて下さい!
≪お客様の逸足≫
BROSENTのお客様がお作りになったカッコ良いスペクテーターのご紹介です!