本間です☆
まだまだこれからが「夏本番」ですが、アパレル業界や私どもの様な季節が関係する仕事は
このタイミングでもう秋冬提案に向けて動き出しております☆
BROSENTでも2017 AWに向けて動いている訳ですが、その中で今回は私、本間が紹介するのは「色」です。
そうです☆「新色」を新たにオリジナルカラーに加える為に日々模索中なのですが・・・
今までもBROSENTからは様々な「オリジナルカラー」をご紹介しております☆
既成靴や他のブランドでは無いBROSENTだけの「色」です☆
まずは、今までご紹介してきた「オリジナルカラー」を1部ですがご案内致します。
等々・・・この他にも様々な「オリジナルカラー」をご用意してます。
またオリジナルカラー以外でもお客様のご要望をお聞きし
なるべくイメージに近いカラーで仕上げる!何て事もお受けいたします。
色は無限に有りますので、お客様と作業者の意思疎通がズレてしまう事でご希望の色に仕上がらない場合も時には御座います。
その場合は、再度ヒアリングをして最終的にお客様のイメージに近いカラーに再染色を行う事も過去には有りました。
色が特殊になればなる程にその難易度は天井無しで上がります。
それがやりがいでは有りますが、時には恐怖にも感じます(T_T)
そんな色との毎日の戦いの中で色々と気付く事が有ります。
「色と色の反応」です。例えば「パープル」の色を作る時は何色と何色を混ぜますか?
普通に考えると「ブルー」と「レッド」を混ぜるのですが革を染める時はそう単純では有りません。
上記だとかなり明るい「パープル」が出来ますが、もう少し濃いパープル色が作りたい・・・
そうするとブルーよりも「ネイビーブルー」と「レッド」を混ぜる方が良いですよね?
・・・レッドよりも「ボルドー」を混ぜた方が・・・いやそれだと濃くなり過ぎるから・・・明るめのボルドーを作ってから・・・う~ん・・・
と。「パープル」1色作ると言っても無限に色は有ります。
イメージしてる「パープル」はどの「パープル」なのか?と考える事から始めます。
そうやって、色の配合を調整しながら自分がイメージする色を作る訳です。
さて、何とか色は出来ました!が、その染料を革に染めるのですが、革の色が今度は立ちはだかります。
革に染める事で「革の色」と「染料」が反応するので、作った染料通りの色になりません💦
ヌメ革と言うナチュラルな染色されていない状態の革でも「白」に近い物から「黄色っぽい」「薄茶っぽい」など
1枚ずつ異なります(´;ω;`)ウゥゥ
今度は染める革と染料が反応した時の事を考えないとなりませんね(*_*)・・・
こう改めて読んで頂くと「ブラック」「濃い茶ならどんな色でもOK」等なら何とかなりますが
狙った色にする為の微調整は非常にシビアです。
そうやって毎日毎日、色を作って革に染めて、反応を見てと繰り返し行う事で微妙な色を出せる様になっていきます。
私もやっと30%位は色が出せる様になってきました💦
終わりのない挑戦です( ..)φメモメモ これからもず~っと・・・
と前置きが長くなりましたが、題名の「秋に向けての新色」ですが、まだ100%完成では有りません💦
現在、何足か確かめながら染めて仕上げているのですが、これが成功すると(''Д'')
BROSENTの靴に新たな「色気」が追加されますよ♪
今回は練習で行った、イメージサンプルを少しだけご覧頂いて終わらせて頂きます。
どうですか!!!・・・ 解ります(。´・ω・)?
黒い靴!じゃないんですが・・・ツマサキ部分がこの画像だと出てますかね・・・
少し寄ってみましょう☆
これなら解りますかね💦
ブラックがベースですが、部分的に下地に染めた色が透けて見える様に仕上げてます。
画像だと「つま先」だけに見えますが、実際は他の場所も透かせて仕上げてます。
今回は「レッド」ですがこれが完成すれば「ブルー」「グリーン」「イエロー」等々、下地に透かせるカラーも
変更して仕上げる事も可能です☆
もう少し!!もう少しで完成なんです☆
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