本間です。
今回は染替えのブログです。
過去にも何かと携わる事の多かったイタリアの名靴「TANINO CRISCI(タニノクリスチー)」の
染替えのご依頼です。
2011年に惜しまれつつ幕を閉じたタニノは現在でも多くのファンが居ます。
履き心地の良さ、仕事の丁寧さ、素材の良さと、どこを取っても「最上級」のクオリティーは疑う余地が御座いません。
この先、何年・何十年と時を経てもきっと色褪せることなく受け継がれる「名ブランド」ですね。
そんなタニノクリスチーですが、今まで沢山のブランドの靴を染め変えてきましたが私個人の感覚ですが
非常に染め替えが難しいと感じております。
それは上質な革なのは間違いないのに染料が均等に染み込んでくれなかったり、
無理やり染料を入れようとすると「ライニングレザー(内張りの革)」に突き抜けてしまったりと・・・。
今回も緊張しながら染め替えの作業が完了いたしました。
元は「マホガニー」の様な赤みの強いブラウンだった靴を「ダークブラウン」染め替えです。
before/afterでご覧ください。
まずはbeforeの靴です
そしてafterです
そして、このタッセル部分が毎回非常に苦労する部分です。
まずはbefore
そしてafter
細部にわたる場所までキレイに仕上げる事が出来ました。
これから、春夏に掛けて出番が多くなるタッセルローファーなので良いタイミングでのご依頼だったと思います。
タニノクリスチー始め、エドワードグリーン・サントーニ・ジョージクレバリー等々と
様々なブランドのシューズのご依頼を頂いております。
もし靴の染め替えをお考えでしたら是非BROSENTにご相談ください☆
革靴の染め替え 8000円+税 ※ブーツの場合は10000円+税~
納期:2週間~3週間程度
BROSENTでは「革靴の染め替え」「メンテナンス」「修理靴」を郵送でも受け付けております。
尚、BROSENTの染め替えは「染料」による作業です。
元々の靴が「顔料(塗装)」仕上げの靴やどこか別の場所で「顔料」による染め替えを行った靴は
作業困難の為、お受けできません。
不明な場合は一度ご相談下さい。
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