こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。
日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
第4回目の今回はグレー/カーフ×ネイビー/カーフのキルトスリッポンのご紹介です!
ちょっと前に流行った某英国メーカーのシャン〇〇タイプ。
当時扱っていたANTONIO MAURIZI(アントニオ・マウリッツィ)と言うブランドからも出たのですが、一捻りされておりました。
元祖シャン〇〇をTricker'sのカントリー風に仕立てた感じでしょうか?
しかもコンビ!
即買いでした!!
コンビパターンはグレーとネイビーのカーフです。
恐らくこの靴全てグレー地だったものを後染めでコンビにしたものだと思われます。
トゥ部分をネイビーで磨いているので、更に深い印象になっていると思います。
上から見るとこんな感じです。
ストラップが付いていますが、これはデザインで、基本的には甲ゴムのスリッポンです。
ステッチ部や穴飾りにもネイビーが入っていて綺麗なグラデーションが出ています。
イタリア人がカントリーを作るとこんな色気のある雰囲気になるんでしょうね。
ソールはSt.MORITZと言うガチガチのプロ仕様の登山用ソールです。
グリップ力が非常に高く、見た目のごつさとは裏腹に柔軟性の高さが売りの本格派ソールです。
日本ではあまりお見かけしませんが、イタリアでは高額なトレッキングなどに時々使われています。
実に履きやすいです!
因みにサンモリッツとはスイスにあるウィンタースポーツのメッカみたいなところです。
第2回の冬季オリンピックが開催された場所でもあります!
如何でしたか?
スペクテーターに慣れていない方はこの様な遊び靴から入ると取っつき易いかもしれませんね?
≪お客様の逸足≫
BROSENTのお客様がお作りになったカッコ良いスペクテーターのご紹介です!
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