コラム『Spectator's show! Vol.3~Black&Grey(Full Brogue)』

こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。

日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
第3回目の今回はブラック/カーフ×グレー/スエードのフルブローグのご紹介です!


こちらは以前当コラムでもご紹介した苫小牧でRetroと言う修理屋さんを営む靴職人・浜野君に作って頂いたものです。詳しくは⇒『こちら』
モデルは当時働いていたお店のオリジナルの上級ラインがベースとなっています。
もちろん底付けはハンドソーン。
柔らかく履き心地も気に入っています。
木型は今履くともう少し改良の余地があったような気がしますが。。。(;^_^A

コンビパターンは大好きなブラックカーフとグレースエード。
私の中ではもう鉄板の組み合わせです。
黒靴&寒色系衣装が多い方には絶対お勧めです!!

上から見るとこんな感じです。

 

 

ウーパールーパーではありません(-_-;)
スカルです(-_-;)
スカルメダリオンはBROSENTでも人気のオプションですが、この靴を作った当時はまだ試験段階で、これはそのテストパターンでした。
もちろんウーパールーパーみたいだったので、この後改良されています(;^_^A
下地に赤い革を入れているので、ウーパールーパー、もといスカルが適度に目立ちますね。

 

スペクテーター好きな私は当時から靴をデザインする時はコンビにした時に映えるかどうかを一つの基準としていました。
こちらの靴もレースステイや履き口周りのデザインは対コンビ用になっています。

如何でしたか?
黒×白など派手なコントラストだとちょっとコスプレチックになってしまいがちですが、これなら黒靴同様に扱えると思います。
しかもお洒落!
貴方も素敵なスペクテーターを作ってみませんか?


≪お客様の逸足≫
今回より私の靴だけではなくお客様がお作りになられたカッコ良いスペクテーターもご紹介していきます!

 

Model:Allison
Model:Allison

 

価格、仕様等の詳細は『作例1-Ex.6』をご参照ください。⇒『こちら』



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