コラム『Spectator's show! Vol.1~Grey&Navy(Slide cap)』

こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。

日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
記念すべき第1回目はグレー/カーフ×ネイビー/スエードのスライドキャップトゥです!

 

 

こちらの靴は私たちがこのお店BROSENTを立ち上げた時に最初に作った靴です。
モデル名はVickey(ビッキー)
斜めに入ったキャップが珍しいスライドキャップトゥです。

黒、グレー、ネイビーといった寒色系の服がほとんどの私は茶系の靴はほとんど履きません。
ただ黒だと足元が重たくなることがあるので、そんな時はグレーやネイビーの靴を履くことが多いです。

上から見るとこんな感じです。

 

 

履き口のみ異素材にしてあります。
パンツがかかるとあまり見えないので、スペクテーター初心者の方にお勧めのパターンです。
デザインのスライドキャップも同様ですが、パッと見分からない位のお洒落が一番お洒落だと私は思います。

 

踵周りの意匠にもちょっとだけ変化を付けてあります。
また木型や芯材に拘って作ってあるので、フィット感も抜群です!
皆さんもこんな地味派手スペクテーターに挑戦してみませんか?

如何でしたでしょうか?
第1回目のSpectator's show。
人気、不人気に関わらずしばらく続けたいと思うので皆さん是非お付き合いください!!
(;^_^A


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