ブログで靴磨き教室PART5~ブラシを使ってツヤを出す~

本間です♪

お勉強の時間ですよ☆

 

早いものでもうPART5まで来ました「ブログで靴磨き教室」です( `ー´)ノ

今回は『ブラシでツヤを出す』と言う事に特化した内容です♪

 

清水「相変わらず小出しだな・・・じれったい・・・』

本間「一気に説明すると1つ1つの項目の説明が薄くなっちゃうんじゃないですか。この内容で1つのブログにまとめたら・・・」

清水「読まねぇな💦長くて面倒になる・・・」

本間「でしょ☆だから今回は1つ1つ中々な書こうと思っても書けなかった細かい部分まで説明できるんです( `ー´)ノ」

清水「偉そうに・・・で今回も「へぇ~」は有るんだろうな・・・」

本間「(-_-;)多分・・・ただ・・・文章が結局長くなっちゃった・・・」

清水「ブラシだけで良くそこまで書けるな💦」

本間「ブラシだけで1時間話せって言われれば多分話せますよ(笑)」

清水「聞きたくないな・・・」

 

と言う事で💦今回も何か皆様のお役に立てればと思い頑張って書きました!長いけど何とかお付き合い下さい!!

 

さて、前回のPART4では「クリームの塗り方」について説明しましたね♪➡PART4「クリームの塗り方」

 

クリームを塗っただけではツヤは出ません!むしろ曇りますね💦

 

ツヤを出すにはこれが大事!!

 

塗ったクリームを薄く薄く靴全体に伸ばし広げる事!!

 

とにかく靴全体に「薄~~く」平らにする事でツヤが出るわけです♪

 

その為にまず重要なアイテムはコチラです!

 

 

ブラシです☆

 

塗ったクリームを靴全体に馴染ませるためには「ブラシ」が必要不可欠です♪

過去のブログ「ブラシのお話」も是非併用してご覧ください。➡「ブラシのお話」

 

布だけでもツヤを出す事は出来ますが・・・おそらくブラシを使った仕上げに比べると40%~50%の仕上がりに

なってしまうと思います・・・。

 

しかも時間が掛かる💦 時間が無駄に掛かる上、仕上がりも今一つ・・・じゃつまらないですよね(;´Д`)

 

そこでブラシです!ブラシ1つで仕上がりは変わります!そして楽になります( `ー´)ノ

 

それでは早速ブラシを使用して仕上げに向かって進んでいきましょう!

 


 

ここでブラシを効果的に使用するポイントをご紹介します。

 

ポイント1 まずは上記画像の様にブラシを大げさな位に大きいスライドで使用しましょう!

日本人は性格が真面目でついつい細かく一生懸命に物事に取り組んでしまいます・・・

それは大変素晴らしい事だと思うのですが!ここはこの言葉をご参考にして下さい!

 

「大雑把で良い」

 

 

細かいスライドでシャカシャカ擦っても塗ったクリームが全体に伸び広がりません💦

大きくスライドする事で効率良く、短時間で靴全体にクリームが伸び、

ワックス(ロウ分)が表面で整いツヤが生まれます✨

 

上記の大きいスライドで2~3往復するだけで・・・あら不思議もう靴が光り出すはずです👞✨

 

ポイント2 ブラシは「豚毛」のブラシを使用しましょう!

ブラシは一般的に分けると「豚毛」と「馬毛」が御座います。

※一部「ヤギ毛」等も有りますが、特殊なブラシなので敢えて今回は説明しません。

 

豚毛と馬毛のブラシの特徴は簡単に言うとこんな感じ

 

豚毛➡毛が硬く、太くコシが強い

馬毛➡毛が柔らかく、細くコシが弱い

 

上記の特徴から見ると、馬毛は細かい隙間や履きジワ等に溜まったホコリ汚れなどを掃うのに適しています。

毛が細くて(毛先も細い)細かい隙間に毛が入り込みしっかりホコリ汚れを掃う!まさに馬毛が活躍する場面ですね☆

 

変わって豚毛は毛が硬く、コシが強い! 皆様、靴にクリームを塗った直後に革に触れてみて下さい。

ベタベタしてますよね☆・・・このベタベタを伸ばすとなると馬毛では・・・柔らかくて負けちゃう💦

 

しかし!豚毛は?毛が硬い!コシが強い!クリームのベタツキにも負けません!!

逆に毛が太いので細かい隙間に入り込んだホコリに毛が入らない・・・なのでホコリ払いにはあまり役に立たない・・・

 

 

上記の理由からブラシは以下のような役割で使い分ける事をオススメします☆

 

馬毛➡ホコリ払い用

豚毛➡クリームを馴染ませる用

 

馬毛は仕上がった靴に基本は使用するので1本有れば補えます。

豚毛は、塗った直後のクリームを全体に馴染ませる為に使用するので毛先にクリームの色が付いてきます。

その為、豚毛は「黒用」と「茶色用」と2本用意すると良いと思います。

 

豚毛のブラシは各メーカーさんから「白毛」「黒毛」と2種類に分けて販売しているケースが御座います。

 

黒毛の豚毛ブラシは何色に使用したのか解らなくなるので黒用のブラシに。

白毛の豚毛ブラシは使用した色に白毛が染まっていくので何色に使ったか解ります。

 

その為、黒以外の色用としてご使用頂くと間違いもなく使用できるのでお勧めです。

 

黒の靴に使用したブラシを薄い茶の靴使用したら(;´Д`)

そんな間違いを防ぎましょう💦

 

じゃあ黒・茶以外のネイビーブルーやバーガンディーには?

 

青に「黒」を混ぜるとネイビーブルー

赤に「黒」を混ぜるとバーガンディー(ボルドー)

 

こだわりの有る方はその色ごとにブラシをご用意してる方もいらっしゃいますが・・・

一般的には黒を使用してる色は基本は「黒用の豚毛ブラシ」を使ってもらえばOKです☆

 

さて、と言う事で豚毛ブラシ茶色用を大きいスライドで使用したことでほぼ80%は仕上がりました♪

 

 

さて、次回PART5は「カラブキから仕上げ」編です☆

お楽しみに☆

 

 

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