本間です☆
ブログで靴磨き教室の時間です☆
前回のPART3では「クリーナーの効果を最大限に活かす方法」をお勉強してもらいました♪
まだご覧になっていない方はコチラをご覧ください➡PART3
今回PART4ではいよいよ「クリーム」を塗っていきます。
今回も特別難しい事はしないので是非お役立て頂けると嬉しいです(*´ω`)
清水「クリームの塗り方って💦特別な技術が有るのか?」
本間「いや!別に・・・特に・・・無いですね(笑)」
清水「なんだそりゃ(-_-;) じゃあ今回のお勉強は必要なのか?」
本間「意外と僕らが当たり前の様にやってる事に『へぇ~』があったりするんですよ💦多分(;´Д`)」
清水「そこまで言うなら期待して読んでみようじゃないか( ̄ー ̄)ニヤリ」
て事で・・・変なプレッシャーを受けつつもスタートです( `ー´)ノ
前回、しっかりと古い汚れとクリームを除去しましたね。
覚えてますか?1回目よりも2回目!2回目よりも3回目です!
しっかりと汚れ・クリームを除去した事で革の中は空っぽに近い状態です☆
クレンジング剤を使って洗顔した直後、油分や水分が持っていかれて少し肌が突っ張りませんか?そんなイメージの状態です。
そこでまずはコチラのクリームを使用して保水しましょう!!
「M.モゥブレィ リッチデリケートクリーム 1500円+税」
このクリームは「水分」が主体のクリームでしっかりと革の繊維に潤いを補給します☆
化粧水みたいなイメージです♪肌のコンディションのベースを整える効果が有ります♪
自分自身が「乾燥してるな~」と感じる時期は革製品も同じように乾燥しやすい時です。
湿度の高い、梅雨から夏にかけては革製品も今の季節程、乾燥しませんが・・・この季節はまずは潤い補給をまずしましょう♪
気持ち多め(ビー玉1個分)位の量を方足全体に馴染ませるイメージでご使用ください。
しっかりと水分が補給され肌のベースが整いました!
ここで、靴用クリーム(乳化性)を使用します。今回はかなり履き込んでいる靴の為、カラークリームを使用します。
クリームの色の選び方は靴よりも1トーン明るめ、薄めのカラーをご使用下さい☆
靴用乳化性クリームは『着色』では無く「補色」です。色を補う程度しか付きません。
ピッタリと色が合っていないといないとダメ!と言う訳では御座いませんので『だいたい同じかな』
と思う程度で十分です。
今回は「エドワードグリーン(英国製)」なのでせっかくなのでクリームも合わせて英国製のクリームを使用します♪
※イタリア製でも日本製でもお好みのクリームをご使用ください。
「イングリッシュギルド ビーズリッチクリーム 2000円+税」のミディアムブラウンです。
お米の粒2~3粒 パチンコ玉1個分を目安に方足全体に馴染ませるのが目安量です。
ここでポイントです☆
クリームを塗る時は「布」よりも「ブラシ」を使用する方が効果的です。
布では絶対にダメ!と言う事では無いのですが布で塗ると殆ど布にクリームが吸われてしまい無駄に量が必要になります。
また細かい部分(飾り穴やシワ)等、指先では届かない場所も有ります。
ブラシで塗るとスムーズに細かい部分の作業が行えます♪
その際に使用するブラシが「ペネトレイトブラシ」と言うクリームを塗り込む専用の小さいブラシがオススメです。
そして、更に!!!ポイントです。
クリームを塗り込むスタート地点ですが、「ツマサキ」や「カカト」等の靴の中でも「芯」(硬い部分)を
パレットの様にしてクリームを馴染ませてから全体に伸ばしてあげる事をオススメします。
理由としては靴の中で一番「傷んでる場所」は歩くたびに屈曲するアッパーの履きじわ部分です。
この部分は靴全体の中で一番革が柔らかくなっていて、クリームの染み込みも一番強い部分です。
いきなりこの部分からクリームを塗ると一気にクリームを吸い込み「ムラ」や「シミ」が出来てしまう可能性が有ります。
ですので、あまり動きのない「ツマサキ」や「カカト」部分はクリームの染み込みが弱い為に、
「パレット」の様な使い方が出来ます。
このパレットでクリームを馴染ませてから一気に全体に塗り広げるとムラやシミが出ずらい塗り方になります。
ツマサキやカカトからクリームを塗る癖を付けると良いかもしれませんね☆
もしつま先に「キズ」がある場合は、その部分にクリームが入る事で黒ズミが起こるのでカカトから塗る!と言った感じで
その都度、靴の状態を見ながらスタート地点を変えてあげると良いですね♪
・・・と言う事で今回はここまでです☆
如何でしたでしょうか?
1、乾燥の季節にはまずは保水効果のあるクリームでベースを整えてあげる。
2、クリームは「布」よりもブラシを使用して塗った方が効率的である
3、クリームの塗りだしのスタート地点を靴の状態に合わせて変えてあげる事でムラやシミの対策に繋がる
以上が今回のポイントでした♪
今回も難しくないですよね?是非、ご自身で磨かれる時のご参考にしてみて下さいね♪
次回は「ツヤを素早く出す方法!」です!お楽しみに♪
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