コラム『私と世界の靴vol.12~クラック&サンズ(英)』

こんにちは。。。BROSENTの清水です。
タンナーと言う言葉はご存知の方も多いと思います。革メーカーの事ですね。
ではマーチャントってご存知ですか?
今回はイギリスの靴の聖地ノーザンプトンにあるマーチャントのお話です。

 

本間『聞いたことがあるけど、正確な意味が分からないですね』
清水『マーチャントっていうのは簡単に言うと問屋さん、ないし工場を持たないメーカーの事
本間『へ~』
清水『生地屋さんでも使う用語で、タンナーに当たるのがミル、例えばテーラー&ロッジとかゼニア、ロロ・ピアーナなんかがそうね。マーチャントは同じ意味で使うよ。ドーメルとかスキャバルあたりはそうじゃないかな?』
本間『ふ~ん。で、マーチャントって言うところへ行ったんですね?』

 

 

清水『そう。トリッカーズでオリジナルの素材を使って作ろうと思ってね、「革屋行こう!」ってんで連れてってもらったのがここ、クラックス&サンズ
本間『どこにでも顔出しますね~』
清水『必要があればな。何でもあったぞ!アノネイ、ステッド、ホーウィン、ワインハイマー、テンペスティ。。。』
本間『そりゃ凄いですね~』

 

 

本間『で、どんな革発注したんですか?』
清水『ん~。。。濃茶のカーフと。。。グレイン』
本間『忘れたんですね?』
清水『。。。写真が無くてな。。。』

 

 

清水『おじさんが「うんうん、これなら良いだろう」みたいな感じでお勧めしてくれたよ。あと、これ』

 

 

清水『革用(?)体重計!240㎏位まで行けたんじゃないかな?あ、単位違うかな?』
本間『凄いですね、これ。革って重さで金額決まるんですか?』
清水『いや。。。確か大きさと厚さ、あと傷の有無とかで決まるはずだが。。。』

本間『じゃあ何で秤があるんですか?』

清水『知らん』
本間『知らないこともあるんですね?』
清水『うるさい』

本間『如何でしたか?今回はかなりマニアックなマーチャントのお話でした!次回もお楽しみに!』

 

 

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