こんにちは、BROSENTの清水です。
BROSENTには日々靴の修理の依頼が舞い込んできますが、中にはもう元には戻せない、と言う可哀想な靴も存在します。
『何とか履けるようにすることは出来ないか?』日々考えていたことの一つの答えが見つかりました!
それが修理を超えた修理、トランスフォームです。
一般的な修理は元の状況に近づけることを目的に行われます。
ですが中には破けてしまったり、切れてしまったりと同じようには戻せないこともあります。
全体的にはまだ履けるのに非常にもったいないと常々思っていました。
『そうだ!違う靴にしちゃえば良いんだ!』という発想の転換から生まれたのが今回紹介するトランスフォーム=変身です。
例えば革が破けてしまった場合。。。
パッチを貼っちゃいます!
貼る素材、色、形は自由自在です。
こちらでもご用意していますが、ご自身でお持込いただいても構いません。
よくある履き口の破れも。。。
履き口のステッチを一度外して革を当てることで、問題なく履けるようになります!
ソールに穴が開いてしまっても。。。
カジュアル使いに適した底材を多数ご用意しています!
完成品はこんな感じです。
この方法を使えばオリジナルのパッチシューズだって出来ちゃいます!
革靴の本場イギリスのチャールズ皇太子も同じように修理した靴を履いているんですよ、ほら。
もっともチャールズ皇太子の場合は同じ用途を前提として修理していますが。。。
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