こんにちは。。。BROSENTの清水です。。。
皆さんスエードの靴ってお履きになりますか?『手入れが面倒そう』だとか『雨に弱そう』とか良からぬ評価を与えられている悲しい素材ではありますが、はたして実際はどうなのでしょうか?今回はそんなスエードのお話です。。。
まずはスエードの定義から見てみましょう。副題にも書いてありますが、昔の方々は良く『バックスキン』と呼んでいました。これ実は日本だけの呼び名 でして、英語にするとBuck Skinとなります。Buckは牡鹿と言う意味なので、正しくは鹿革のことなんです。恐らく『Buck(牡鹿)』を『Back(裏側)』と取り違えたもの だと思われます。。。ディア・スエード(鹿革のスエード)のことならあってるんですけどね。。。(;^_^A
スエードとは牛や山 羊、羊、鹿などの革の裏側をバフ(擦って起毛させること)した素材のことを言います。因みにキメが荒く、毛足が長い物はベロアとも呼びますが、一般的には それも含めて起毛した裏革の事を総じてスエードと呼びます。スエードによく似たものでヌバックと言うものもありますが、こちらは革の表面をバフしたもの で、スエードに比べると毛足がかなり短いのが特徴です。
その歴史は古く、何時、何処で使われ始めたかは良く分かっていません。スエードと言う名前自体は昔スウェーデンはで考案された裏革製の手袋がフランスで流行ったことから、それにちなんでスウェード、スエードと呼ばれるようになったようです。近年では手袋以外にも衣服や、もちろん靴にも使用されています。
有名な英国クラークス社のデザートブーツなどが代表する通りスエードはカーフに比べるとカジュアル趣向の強い素材です。ですが、近代最高の洒落者の一人ウィンザー公がスーツの足元にスエード靴を履いたことで一般にも広まり、現在ではビジネスシーンでも見られるようになってきています。
ウールのパンツに合わせると、スムースレザーより柔らかみが出て、適度にシャレ感、リラックス感が出ます。
コットンのパンツなら素材感が一層引き立ちます。
さて話は変わって先にも書いた『手入れが面倒そう』だとか『雨に弱そう』の話をしましょう。端的に言うとそんなことはありません。むしろ普通の革よりもお手入れは楽で、雨にも強いです。まずはお手入れですが、『ブラッシングで汚れを取り』『専用のスプレーで栄養を補って』『専用のブラシで毛足を整えて』お終いです。濃い色のスエードは使っていく内に色が白っぽくなってくるので、たまに補色してあげて下さい。以上です。。。簡単でしょ?
またスエードは雨にも強いです。特に濃い色は。スムースレザーだと染みになったり、酷い時は表面が浮いてきてしまうこともありますが、スエードは毛羽立っているので、革自体がどうこうなる心配がありません。『雨に弱い』と言う印象は白など明るいスエードの印象が強いのだと思います。確かに白やベージュは汚れると面倒ですが。。。その時はBROSENTに持って来て下さい!
最後にBROSENTのスエード靴のオーダー例をいくつか紹介したいと思います。カーフと見比べるとその雰囲気の違いが良く分かると思います。
是非オーダーの参考にしてみて下さい!
まだまだ暑いですが、秋冬に向けてスエード靴のオーダーをしてみませんか?オーダーの上がりを待っていれば時間が経つのも忘れてあっという間に秋が来ること間違いなしですよ!
価格は以下の通りとなります。
標準価格74,000円(税抜)が。。。
チャールズ・F・ステッド(英)のスエードにすると。。。8,000円(税抜)価格が下がります。
更に国産のスエードなら。。。15,000円価格が下がります。
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