こんにちは、BROSENTの清水です。
梅雨に入りもう少しで夏を身近に感じるようになったこの頃。
BROSENTにも夏の定番ローファーが新作として登場いたしました!!
かつては夏の定番、今では年間を通して愛用する方の多いデザインとなったローファー。
脱ぎ履きの多い日本文化にはピッタリのデザインなのかもしれませんね。
実はBROSENTでも開店当初から展開の予定だったのですが、納得できるものが出来ず断念。。。
今まで開発を続けておりました。
最も難題だったのがソールの返り=踵の抜けの問題でした。
グッドイヤー製法は製法の特性上どうしてもソールが硬くなるため踵が抜けやすくなります。
紐で固定できないローファーだと尚更です。
ベテランの職人さんに言わせると『最初から踵が抜けるのが嫌ならグッドイヤーは履くな!』なのですが、そうもいきません。
パターンを変えたり色々と工夫を重ねて最終的に行き着いたのが、超返りの良いアウトソールの開発でした!
このソールによりグッドイヤー製法と言う基本を守りつつ、ハンドソーン製法やマッケイ製法に近いソールの返りを実現することが出来ました!
開発元のセントラルさんに感謝感謝です!!
今回のローファーデザインと価格にも拘りました。
まずはデザイン。
ローファーは見た目どうしても子供っぽくなりがちです。
学生服の足元感が出ちゃうんですね。
BROSENTではこれを出さないためにサドル(甲部の帯状のパーツ)のデザインを少しシンプルにしました。
これにより坊ちゃん感を削除、ビジネスで履いてもスマートに大人っぽく見えるようになっています。
モカのバランスもスクエア、ラウンドを選択できるBROSENTのオーダーシステムに合うよう徹底的に拘りました。
普段は何の気なしに履いていると思いますが、モカのバランスって物凄く微妙なんです。
長さ、幅、角度と少しでもぶれると見た目が物凄く悪くなります。
我々のわがままに最後まで付き合ってくれた担当O氏渾身の逸品です!
価格はカジュアル使用でも使えるローファーなので基本価格を少し抑えめにしました。
アッパーに国産カーフを使用し、細かいオプションが若干カジュアル寄りになっています。
もちろん拘りのドレス仕様でお作りすることも可能です。
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