コラム『激突❗レザーソール vs ラバーソール～君ならどっちだ⁉』

こんにちは、BROSENTの清水です。。。

ここ数回ラバーソール推しのようなコラムが続いておりますが、私決してラバーソール信奉者ではございません。。。
むしろ普段はレザーソールの方が多いくらいです。
ではレザーソールの方が良いと言う事でしょうか⁉
いえ、そういう事ではありません。レザーにはレザーの、ラバーにはラバーの良いところがあるんです‼
用途によって使い分ければ良い訳です👍
今回は両ソールのメリット、デメリットを簡単に検証してみましょう。

第一試合：屈曲性

レザー、ラバー共にほぼ互角。
ただし曲がった後元に戻ろうとする反発力はレザーソールに分があり。

試合結果　レザー○　判定　●ラバー

第二試合：摩耗性
減りの遅さはラバーの方が有利。
因みにソール交換の回数に差はないです。

試合結果　レザー●　10回KO 　○ラバー

第三試合：吸湿性
元々ラバーは水を吸いません。。。
靴内の湿気は水虫やライニングなどの劣化に繋がります。
因みに湿気を外に出すというラバーソールもありますが、販売しているスタッフから『ラバーソールとしては優秀ですが、レザーソールよりは蒸れますよ、そりゃ』との証言もあり。。。

試合結果　レザー○　3回KO　●ラバー

第四試合：グリップ力
これはもう圧倒的にラバー有利です。
プロユースは元より、タウン用のラバーにも敵わないか。。。
レザーソールでもヒールのトップを全ゴムにすると格段に滑らなくなるので是非一度やってみてください。

試合結果　レザー●　4回KO 　○ラバー

第五試合：耐水性
これは圧倒的にラバー有利と思われている方が多いと思います。
ところがどっこい微妙な勝負になると思います。
グッドイヤー製法は下からアウトソール、コルク、インソールとなっており、意外と厚みがあります。
その為真下から侵入するには結構な時間がかかります。
ダブルレザーになると更にです。
入ってくるとしたらソールとアッパー、ウェルトなどの縫い目からです。
縫い目から入ると言う事はラバーソールでも侵入してくると言う事です。
また濡れた＝靴がダメになる、と言う訳ではないので、判定は微妙になると思われます。。。

試合結果　レザー●　判定　○ラバー

第六試合：ルックス
これはもう好き嫌いになっちゃいますが、ことビジネスシーンに限って言えばスーツだろうとジャケットだろうとレザーソールの方がやはりかっこ良いと思います。
カツカツと颯爽と歩く姿はレザーソールならではです。

試合結果　レザー○　5回KO　●ラバー