BROSENTの本間です。
今回は「シュートリー(シューズキーパー)」の必要性と選び方についてです。
洋服の型崩れを防ぐのに必要不可欠なアイテムは「ハンガー」ですよね。
シュートリーは「靴のハンガー」と言っても過言では御座いません。
それではまずシュートリーの必要性について
1、型崩れを防ぐことで靴の寿命を格段に向上させる効果が有る
2、メンテナンスの際、細かいシワ部分の作業もスムーズに行える
3、靴の中の湿気や汗を吸収してくれる(※木製シュートリーに限る)
4、ソールの極端な反り返りのクセを防ぐ
上記の様な効果が得られます。
続いてはシュートリーの選び方についてご案内致します。
まずはサイズです。シュートリーを入れた時にこの部分を確認してください。
バネ式のシュートリーの場合のご案内になりますが上記の様にバネが少し開いた状態がベストです。
バネが閉じきってしまっていると、圧力が掛かりすぎて逆に型崩れや素材(スエード・羊革・山羊革等)によっては
革が伸びてしまう事も御座います。
続いてはアッパー(甲革)のフィット感を確認します。
甲革にしっかりとシュートリーがフィットしているか指で押したり擦ったりして確認します。
既製品のシュートリーの場合はピッタリとまではいかない場合も御座いますが、あまりに隙間が空いてるようだと
シュートリーと靴の相性が良く有りません。
その場合は様々なブランドのシュートリーが販売されていますので合うシュートリーを探す事をオススメ致します。
続いてはウィズ(幅)の確認です。
同じように指でフィット感を確認します。
靴が膨らむほどパンパンになってしまう様なシュートリーはオススメしません。
靴が買った時の様にスリムなフォルムになる様なイメージで確認して下さい。
続いて土踏まず部分を確認します。
シュートリーが有っていないと土踏まず部分に元々無かったシワが現れる事が有ります。
入れる前、入れた後で確認して下さい。
続いてはカカト部分です。
靴は履く事によってカカトの履き口が広がってきます。
俗に「靴が笑う」と表現される事も御座います。
この部分が広がる事でカカトの収まりが低下しフィット感が悪くなります。
カカトが小ぶりなシュートリーをオススメします。
カカトが小ぶりなシュートリーを入れる事で靴に笑われずにすみますよ。
続いてはメーカーによっては有無が有る事が御座いますが、私は絶対に有った方が良いとお勧めするポイントです。
「穴」です。
この「穴」は一体何の為に?と良く質問されますがこの「穴」は通気口です。
足から出る「汗」は足の裏前方部分をメインに掻きます。
靴中の奥部分に多量の汗が染みこみます。
その為、シュートリーの裏側を見てもらうとこの様なクボミが御座います。
シュートリーを入れた時にこのクボミが汗を吸収した中底(インソール)部分に触れず空間を作ります。
そこで先程の「穴」が空気の循環をサポートし靴中の汗を効果的に乾かす事に繋がります。
この「穴」、実はかなり重要なポイントですので是非チェックしてください。
上記のシュートリーは「サルトレカミエ」と言うシュートリーです。
「サルトレカミエ」はシュートリーに必要な機能が全て備わっている非常に良いシュートリーです。
サイズも『(35サイズ) 22.0cm』~『(45サイズ)30.0cm』と幅広く展開しています。
※サイズによってはお取り寄せになる事が御座います
BROSENTでお取り扱いが御座います。
シュートリーをお探しの方、是非ご来店お待ちしております。
サルトレカミエ シュートリー SR100EX
素材:ブナ木材
サイズ:22.0cm~30.0cm
価格:8000円+税
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Randa Heppner (金曜日, 03 2月 2017 09:04)
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