ROSENTの本間です。
BROSENTでは「オーダーシューズ」のみならず「レディーメイド(既成靴)」も展開しております。
今回は4つあるモデルから「クォーターブローグ」のご紹介です👞👞👞
「ReadyMadeShoes(既成靴)」でご用意したのは「LAST BR-01」のセミスクエア(つま先が細くスマートなモデル)です。
エッジの効いたトゥ(ツマ先)の形状がシャープでエレガントな印象を与えてくれます。
レザーはフランスの高級タンナーのレザー「アノネイ」を使用。毛穴の細かさが革の美しい艶を引き出してくれます。
またしなやかで柔らかいのに丈夫な点も長く履いて頂く為にセレクトしたポイントになります。
レザーソールにはドイツ「レンデンバッハ」の高級部材「オークバーグ」を使用。
耐久性の高さや足馴染みの良さから長く履いて頂く為にこの部材をセレクトしました。
レザーソールにも装飾を施しました。
「フィルドバック」と呼ぶ少し山を作るようなイメージで立体感を与えます。
実際は見えない場所ですが、美しさを追求する為にセレクトしたこだわりポイントです。
ヒール部分にもこだわりポイントが有ります。
「キューバンヒール」と呼ばれる上から下に向けて細くなる仕様です。
小さめに作られたBROSENTの靴のカカトに合わせてより美しく見える様にセレクトしたヒール形状です。
「ピッチドヒール」と呼ばれる事も有りますが、本来は「キューバンヒール」と呼ぶのが正しく同じ意味合いです。
ウェスト部分(土踏まず)部分も見事にくびれていてプロポーションも抜群です。
BROSENTの靴は、カカトから土踏まずにかけて足をホールドする「月型」と呼ばれる部材も
一からオリジナルで作成しております。
この「月型」が足を入れた時の「フィット感」や歩いた時の「履き心地」に大きく影響します。
プロポーションの為では無くあくまでも「履き心地」を追求した結果、美しさも備わったと言う表現になります。
「ライニングレザー」と呼ばれる靴の中に貼ってある革をあえて「ヌメ革」と呼ばれるナチュラルな革をセレクト。
これには大きな理由が有ります。
ライニングレザーに「赤」や「青」「茶」「黒」と言ったカラーレザーを使用する事も有ります。
色を添える事でより印象的な仕上げになり「カッコイイ」「キレイ」と好まれる方は多くいらっしゃいます。
その反面「ナチュラルレザー」は「汚れが目立つ」などあまり良い印象を感じない方もいらっしゃると思います。
しかし、靴を履くと足は「汗」をかきます。
カラーレザーを使用したライニングレザーは汗の吸収を低下させてしまいます。
ナチュラルレザーは汗をしっかりと吸収し靴の中を快適に保つ効果が有ります。
汚れは目立ちますが「快適性」を考えると「ナチュラルレザー」がベストと私たちは判断しこの仕様を選びました。
しかし、「ストレートチップ」のモデルのみは「冠婚葬祭」にも適した靴と言う事でシーンによっては「シック」に
または「エレガント」に見える様に。
また日本では靴を脱いでお座敷に上がる事が多い文化です。
特に「冠婚葬祭」の大切なシーンでは汚れは気になります。
その為ライニングレザーを
汚れが目立たない様に「ブラック」にしております。
そして最後に「小窓」と呼ばれる靴の中に「モデル名」や「サイズ表記」をする使用です。
次に靴を買う時にサイズを確認する時に使用したり、「モデル名」や「型番」が解ったりと、
有っても無くても大きな差は御座いません。
日本で展開されてるインポートの高級靴に良く施されてる仕様で、
これが付いているだけで高級感が増す印象が御座います。
如何でしょうか。少々こだわりが強くて面倒な印象を受けてしまうかもしれませんが、
少しでも靴の良さ楽しさが解って欲しいと言う願いから、この様な内容になってしまいました。
自分でも書いていて「しつこいかな・・・」と不安になってしまいました(笑)
「情熱を込めて作った靴」と感じて頂ければ幸いです☆
是非一度、足入れだけでもご来店くださいね♪
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