本間です。
比較的、皆様に浸透している靴の仕上げ方法の1つとして≪グラデーション仕上げ≫と言うものが有ります。
聞いた事有りますか?
グラデーション仕上げとはつま先等、靴のポイントをワザと濃くして汚した様に古めかしく見せる技法です。
では「リバースグラデーション仕上げ」と言う言葉は聞いた事が有りますか??
グラデーション仕上げにすると「ヴィンテージ感」が出て風合いに高級感が出ます。
一般的には「茶系」の靴にする事が多いですね。
例えば1つの例としてこんな感じの仕上げです。
「つま先」や「靴紐部分」「カカト」の3カ所をベースに全体が馴染む様に濃淡を付けた仕上げです。
この「グラデーション仕上げ」は比較的、紳士靴の定番仕上げとして目にする事が多いと思います。
その他では、「ボルドー」等の赤みが強い靴に「グラデーション仕上げ」を行うと、この様なイメージに仕上がります。
赤ワインの様な深みの有る「赤」に濃淡を加えることで深みが更にましますね。
先程の画像よりも「グラデーション仕上げ」を弱めに仕上げてますのであまり極端な個性も出ずに
自然な雰囲気に仕上げる事も可能です。
ここまでは、さほど珍しい仕上げでは無いですね。
さて、ここからが本番です。
BROSENTでは様々な染色技法をご用意してます。
それぞれ紹介すると大変な事になるので詳しくはコチラをご覧ください。⇒ 「仕上げ方法の紹介」
今回、皆さんが目にする仕上げは世界的に見てもあまり行われてません。
私も、25年以上 靴業界に居ますが見たのは数足?
直接自分の目で見たのはイタリアの「サントーニ」位です。
正直、殆どの靴メーカーがやらない仕上げの1つかもしれません。
何故なのか?は解りませんが・・・
その仕上げ方法とはコチラです。
≪Reverse Gradation(リバース グラデーション)≫
??? な感じでしょうか?
クラッシックな雰囲気なのは伝わりますか?
≪New アーバン グレー≫と言うBROSENTのオリジナルカラーで仕上げた1足です。
雰囲気良いですねぇ。
この画像だと所謂「グラデーション仕上げ」?と何が違うの?と言う事になりますが。。。
強く光が当たる場所に置いてもう一度ご覧ください。
これが世にも珍しい?「Reverse Gradation(リバースグラデーション)」です。
通常はト(つま先)を濃くして徐々に薄くしていく方法を取るのですが、画像を見て頂けば、一目瞭然!
トゥ(つま先)を逆に薄くして徐々に濃くしていく方法を行ってます。
まさにアンティークの逆バージョンとして「Reverse Gradation(リバースグラデーション)」と命名しました。
一般的には濃くしたい「つま先」「カカト」を敢えて薄くする事で、今まであまり見たことの無い仕上がりになっています。
染色技術が有るからこそ実現する「Reverse Gradation(リバースグラデーション)」は他と被らないオリジナリティーを実現したBROSENTオリジナルフィニッシュの1つとして今回ご紹介させて頂きました。
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